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■開封 |
カートンから時計本体、分銅(錘)、振り子および巻き上げ鍵を注意して取り出して下さい。 |
■輸送破損防止材の取り外し |
輸送中の破損防止材として時計本体・機械内部の振りベラに取り付けてある輪ゴム・ウレタン・ボール紙等を注意深く取り外して下さい。 ケーブルを時計に止めている紐は時計を壁に掛けるまで外さないで下さい。その方が設置作業が容易です。 |
■時計のセッティング |
時計本体を壁面に真っ直ぐに掛けて下さい。 その後ケーブルを止めている紐を外し、絡まらないように垂れさせて下さい。 次に滑車のフックに分銅(錘)を掛けて下さい。 振り子は機械本体の背面にある振りベラに取り付けます。時計の前面からカギ型を後方向へ向けて振りベラの下部に掛けて下さい。 |
■チャイム・時打ちのネジ巻き/分銅(錘)の巻き上げ |
時計のネジは同封しております専用の巻鍵で、右巻きにゆっくりと巻いて下さい。 分銅(錘)を巻き上げると約1週間稼働します。分銅は定期的に巻き上げるのを忘れないで下さい。 右側の巻穴はチャイム用、中央は時間用(分銅巻き上げ用)、左側は時打ち用です。 音がうるさい場合は、チャイム用、時打ち用のネジを巻かずにおけば音を鳴らさずにしておくことができます。この場合も時間用のネジさえ巻いておけば時計は正常に稼働します。 ネジを巻く時の注意点は、ある程度ネジを巻きますとネジが重くなってきます。これは中のゼンマイがかなり巻けた状態ですので、ここからはネジをゆっくり慎重に止まるまで回して下さい。無理に巻き過ぎると、ゼンマイを巻き切ってしまう恐れがあります。 分銅巻き上げ時には、専用の巻き上げ鍵を使用し、ゆっくり巻き上げて下さい。その際、滑車が機械本体ギリギリのところまで巻き上げて止めて下さい。あまり急に巻き上げて滑車が機械本体にぶつかると故障の原因になる場合があります。 |
■チャイム(15分打ちウエストミンスター・チャイム) |
15分毎にウエストミンスターのメロディーを打ちます。 チャイムには夜間自動鳴り止め機能が付いています。 夜間鳴り止めは、午後10時から午前7時まで自動的に働き、レバー操作により、作動/非作動の切り替えが可能です。 |
■かた振りの調整 |
時計を動かす際は、振り子を持って左右いずれかいっぱいまで引いて、ゆっくり手を離して下さい。これで時計は動き出します。 振り子が左右均等に振れなければ正確に時計は動きません。このモデルはかた振り自動補正機能が付いていますので、設置後数時間のうちに自動的にかた振りを補正します。下記で述べます振り子の下の時間調整ネジでの時間の進み遅れを調整した後でも、どうしても時間が合わない場合は、振り子の動く「カチ・カチ」という音を聞いて、均等に振れているかどうかをご確認下さい。もしこの時、音がどちらか一方にかたよって聞こえる場合(「カチ・カーチ」と聞こえる場合)は、時計本体の傾きを左右どちらかに微調整して、音が均等に聞こえるように設置して下さい。 |
■時計の合わせ方 |
長針を時計回り(右回り)にゆっくり回して時刻を合わして下さい。時刻を合わせますとチャイムが鳴り、その後、時を数打ちします。 針を回す時はゆっくり慎重に回して下さい。急激に回すと故障の原因となったり、文字盤を傷つける恐れがあります。 もしチャイムが鳴らなかったり、時打ちしなかった場合には、長針を反時計回り(左回り)に回して10時に合わして下さい。続いて、長針を時計回り(右回り)に回して12時に合わしてみて下さい。まだチャイムが鳴らない場合はこれを2回か3回ゆっくりと繰り返して下さい。それでも鳴らない場合は、短針をゆっくりと時計回り(右回り)に回してチャイムか時打ちが鳴るまで回してみて下さい。音が鳴りましたら短針を適当な時間に止めて、長針をその時間に合うように動かして下さい。 時計を合わして1時間後に自動調整機構により、チャイムや時打ちが正常に鳴るようになります。 |
■時計の調整の仕方 |
時計は工場出荷時に調整しております。しかし輸送等の影響で時刻が合わなく場合があります。 時計の進み遅れを調整する場合には、振り子の下に付いております調整ネジを回して調整して下さい。 ● 時刻が進む場合には、調整ネジを左回りに回して下さい。 ● 時刻が遅れる場合は、調整ネジを右回りに回して下さい。 ※振り子の支点から振り玉の重心までの距離が短くなれば、振り子の周期が短くなり、時間は進みます。反対に距離が長くなれば振り子の周期が長くなり、時間は遅れます。 調整ネジを一回転させると、1日当たりおよそ1分の調整になるものと目安にして下さい。 |