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■ エングストラー 工房
ミニチュアから大型鳩時計までを手掛ける鳩時計工房。
法人化から半世紀以上の歴史がある。
創立者:ジョゼフ・エングストラー
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「カッコー時計の歴史」
ドイツ南西部、緑の美しい小さな農村でカッコー時計は生まれました。当初カッコー時計を作り始めたのはシュヴァルツヴァルト(黒い森)地方に暮らす農民たちでした。農業の出来ない冬の間に様々な木を材料にしてカッコー時計の製作に取り組み始めたと伝えられています。
19世紀の初め、1808年には688軒のカッコー時計工房と、582人の時計行商が集まるまでに発展しました。時計行商の人々はヨーロッパ中に出かけ、ロンドン、パリ、コンスタンチノーブルなど、遠くの街々で大きな歓迎を受けたと言うことです。その伝統は代々受け継がれ、現在でもドイツには老舗の時計工房が残っています。
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「エングストラー工房. . . 伝統的であり、かつ発展的であること」
この精神は日々の物づくりの中で受け継がれています。
伝統と発展をつなぎ合わせることにより初めて生まれる感性があり、戦後早くから時計工房の法人化に努め、現在までに様々な種類、デザイン、ムーブメントを組み合わせた鳩時計を製作してきました。
エンゲストラー社の鳩時計を手にすればドイツの鳩時計がもつインテリアとしての重厚感、クオリティーの高さや、繊細なクラフトマンシップが感じられます。時代を越え、家族の幸せの時間を刻み続けるカッコー時計は、これからも穏やかで優しい時間をドイツはもとより、ヨーロッパ、アメリカ、そしてアジアなど多くの人々に与えてくれることでしょう。
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